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30万円で一ヶ月!ヨーロッパ周遊の旅〜前置き〜

前回お伝えしたように先月、まるまる一ヶ月使ってヨーロッパ周遊の旅へ行ってきました。
今回はそんなわたしの旅がどのようなものだったのか、ライフログと今後同じような旅程を立てる人へのヒントを兼ねてご紹介しようと思います!

概要

f:id:powada9:20160418183945j:plain まずは旅の概要から。

初海外旅行にして訪れた国は12カ国、旅行期間一ヶ月に対して予算は航空費込みで30万円という、いま考えるとなかなか無謀なことをしたような気がします(笑)

しかし、その分中身のぎっしり詰まった二度とない経験ができました。

なぜ今なのか

わたしは小さい頃から、海外へ行って日本では味わえない大自然や世界遺産を見てみたいとずっと憧れていました。 さらに高校で世界史を勉強したわたしは、ヨーロッパへのあこがれが膨らむばかり。
しかし我が家庭では父が自営業を営んでいた関係で、家を何泊もして離れるということができなかったんです…。

そこで、「大学というしがらみから脱した今こそ海外へ行ってみるべきなのでは?」と考えたわけですね。

ところがそうは問屋が卸さない…。
ご存知の通り、ヨーロッパにおけるテロ活動が活発化してきたんです。

正直行くかどうかはかなり迷いました。
しかし、一番怖いであろう現地の人々はそんな中でもやはり普通に生活しているんですよね、テロなんかには屈しまいと。 そして、今後さらに被害が広がれば次の機会はいつになるか分からない…。

そう考えたら「もう今しかない!」って思ったんです。

現地で感じたテロの影響

f:id:powada9:20160418183921j:plain 空港はもちろん、観光地や市中は思っていたほど厳重な警備はなされていなかったような?去年暮れのフランスでの大規模テロから数ヶ月の時間が経ち、少しだけ落ち着きを取り戻してきたのでしょうか。

といっても初の海外なので、それが「いつもどおり」なのか「警戒態勢」なのかは見分けがつきませんが…。

しかし旅行中に起こってしまったベルギーでのテロ後は、肌で感じるほどピリピリした空気が街中に張り詰めていました
その日わたしはイタリアにいたのですが、地下鉄に乗ろうとすると地上入り口、改札、ホームの全てに銃を構えた兵隊が目を光らせていたのです…。

さすがにあの時は恐怖を感じてしまいましたね。
一緒にいた妹は「あたしローマで死ぬ気しかしない…」と連呼していました。

何にしても現地の人たちの平穏が一刻も早く取り戻されることを祈るばかりです。

さて前置きが長くなってしまいました。
次回からはいよいよ一ヶ月間の旅でわたしが見てきたこと、感じたことを綴っていきたいと思います! 何から話そう…(笑)

Today's Eureka

あくまで個人の感想ですが、ヨーロッパは思っていたよりテロの影響はありませんでした。(そう見えていただけかも…)
特に北欧は治安もよく、また行ってみたいと強く感じましたね!

※実際にヨーロッパへ旅行される方は、出発前のみならず現地での情報収集を欠かさず十分安全に配慮してください。現地ではすべての出来事が「自己責任」となります。

久しぶりの!

久しぶりの投稿となります(笑)

去年ブログを始めてみたはいいものの、なにせ仕事で似たようなことをやっているためどうしても
「家に帰ってまでパソコンいじりたくない!」
という気持ちが勝ってしまいます…

が、今年こそは変革の年にしていきたいと思っているので、まずはブログの継続を目指して今日からまた頑張ろうという魂胆なわけです。 (今年もすでに4ヶ月が過ぎようとしていることは気にしない…。

ヨーロッパ周遊の旅

実は3月いっぱいを使ってヨーロッパへ旅行へ行ってきました!
わたしにとってこれが初の海外旅行だったのですが、何を思ったのかいきなり12カ国周遊という…
なので実際は移動スケジュールがぎっちぎちだったこともあり、「旅」と言うのがふさわしいのです(笑)

それでも小さかった頃からの夢だったので、一生の思い出になりました。

ということで次回から複数回に分けて、ヨーロッパでのはちゃめちゃな旅の記録を綴っていきたいと思います。

いやぁ、思い返せばいろんなことがあった…乞うご期待です(笑)!

iCloud Drive使ってますか?

日本時間9月10日午前2時、AppleがiPhone6SやらiPad Proやらを発表しましたね。
それとほぼ同じ時期にiOS9の提供も開始されました。
今回に限らずOSのメジャーアップデートは毎回そうなのですが、配信直後はさまざまな機能が追加されたことにとてもワクワクしていました!

ついにiCloud Driveがアプリ化!

その中でも特に気になったのが『iCloud Drive』がアプリケーション化されていたこと。
iCloud Driveはいわゆるクラウドストレージと呼ばれるもので、iOS間はもちろん、Macを持っていればApple製品すべての間でさまざまなファイルを簡単に共有することができます。
DropboxGoogle DriveApple純正サービス版だと考えてもらえればわかりやすいでしょうか。
特にプレゼン資料を頻繁に作らなくてはならない大学生や、会議の資料作成に追われるサラリーマンなどには、わざわざUSBにファイルを移す必要が無くなるためとても便利なサービスといえます。 f:id:powada9:20151018150907p:plain f:id:powada9:20151018150904p:plain:h500

使い心地は上々

この機能自体はiOS8から存在していました。
しかし、このときは対応したファイル管理系のアプリにiCloud Driveを連携させることででしかドライブ内のファイルにアクセスできなかったのです。
サービス開始当初は「ようやくiCloudが有効活用できる!」と思って意気揚々としていたわたしも、アクセスの面倒臭さに負けいつの間にやら今までどおりDropboxを使ったりしていました…

しかし、今回iOS9でようやくファイラーアプリからでなく純正アプリでアクセス可能となったのです!
設定>iCloudiCloud Driveで簡単に設定できます。 f:id:powada9:20151018150900p:plain:h500

ここでひとつ注意したいのがiCloud Drive機能をオンにすると、クラウド上のファイルがすべてローカルにダウンロードされるということ。
従ってこの機能を利用するには、ローカルに充分な空きスペースがあることが暗黙の前提条件となっています。
DropboxGoogle Driveはアプリからストリーミングする形でファイルを表示することができるので、そこが既存のクラウドストレージサービスとの大きな違いでしょうか。

有料プランの契約がオススメ!

ちなみにiCloud Driveを含めたさまざまなiCloudサービスは無料で5GBまで利用することができますが、最大限に活用するためにはiCloudストレージ有料プランの契約が望ましいと思われます。

以下主なサービスのプラン比較です。

iCloudストレージ(月額、税込)

  • 5 GB:無料
  • 50 GB:¥130
  • 200 GB:¥400
  • 1 TB:¥1,300

Dropbox(月額、税別

  • 2 GB:無料
  • 1 TB:¥1,200

Google Drive(月額ドル、税込)

  • 15 GB:無料
  • 100 GB:$1.99
  • 1 TB:$9.99

Today's Eureka!

ちなみにわたしはiPhoneで撮った写真をiCloudフォトライブラリでMaciPadへ同期しているため、50GBプランでiCloudストレージを契約しています。

もしいまクラウドストレージサービスを使っていて「容量が足りなくなってきた!」なんていう方がいたら、『コンビニで130円のお菓子ひとつ我慢するだけで、iCloud Driveがひとつの魅力的な選択肢になるはず』ですよ。

MacBook Air Early2015を買いました

わたしが初めて自分のパソコンを購入したのは大学2回生の頃なのですが、先輩に憧れてMacを購入しました。当時の最新のOSXは10.6 Snow Leopardで、彼がさり気なく使っていたExposéに一目惚れしてしまったというわけです。

その初パソコンであるところの13インチMacBook Pro Early 2011(以下MBP)が最近非常に調子が悪く、おまけにバッテリーが完全に充電不可能になったこともあり思い切って新しいパソコンを購入しました。
今回もやはりMacです。11インチMacBook Air Early 2015(以下MBA)です!
商品が届いてもうすぐ2週間が経ちますので、その使用感をレビューしたいと思います。

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スペックはエントリーモデル

今回はメモリを8GBに増設したことと、USキーボードを選択した以外は特にカスタマイズしていません。CPUはCorei5、SSDも128GBのままです。
MBPがCorei7、500GB HDD、メモリ8GBだったことを考えると少し物足りなく思うかもしれませんが、今回わたしがこの選択をしたのには理由があります。

まず性能より『持ち運び』を重視していたこと。
現状、パソコンを持ち運ぶ機会が非常に増えてきています。今までは画面の大きさが13インチもあったので、SpacesExposéを駆使すればワークスペースは十分確保できましたが、その代償として持ち運びがかなり辛かったです。
今の13インチMBPは1.58kgですが、Early2011は2.04kgもあります。

その点、今回のMBAは11インチと小さめな画面サイズながら、SpacesやExposéに加えてEl Capitanで実装されたSplit Viewがそれをカバーしてくれているため、ワークスペース不足を感じることはあまりありません。
そして何より薄い!そして軽い!最も薄い部分でわずか0.3cm、重さは1.08kgしかありません。

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もう一つの理由として、『MBAをメイン機として使用するつもりはない』ということです。
実は以前からデスクトップ環境が欲しかったこともあって、春に向けて27インチiMacを購入する計画を立てています。
となると、こちらをハイスペックにしてMBAはほぼエントリーモデルでいいのでは、と考えたわけです!

予想以上にサクサク!でも…

上記の理由から、MBAには過剰な期待はしていなかったのですが今のところ予想以上の働きをしてくれています。
おそらくSSDの恩恵が大きいのだと思いますが、何をするにも以前とは比べものにならないほどサックサクです。起動も10秒かかりませんし、ログインからのスタートアップでもたつくこともありません。

ただ、ひとつ誤算だったのはUSキーボード。思っていたより慣れるのに時間が必要だなと感じました(笑)
『USキーボード=すっきりスタイリッシュ』とだけ考えていたわたしは、キー配置が異なるということは知っていたものの、よく調べないまま購入してしまったのです。
その結果、『caps lockが最悪の配置になっている』『returnとdeleteのミスタッチを連発する』などのフラストレーションに苛まれています…。
caps lockの問題については環境設定>キーボード>修飾キーで変更できたのですが、returnとdeleteの位置については慣れるしかないようです。

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Today's Eureka

今回4年ぶりにパソコンを新調したのですが、まるで未来にタイムスリップしたかのように別物です。『パソコンは2年、少なくとも3年のサイクルで買い換えると幸せになれる』のではないでしょうか。

Project Itohの第一弾、『屍者の帝国』を見に行ってきました

先日、アニメ映画『屍者の帝国』を見に行ってきました!
これは著者・伊藤計劃氏の長編小説3作品をアニメ化するProject Itohの第一弾で、発表当初から非常に楽しみにしていた映画でもありました。その感想を少しばかり綴っていきます。


「屍者の帝国」劇場本予告 - YouTube

舞台は近代イギリス!

まずは世界観から。 映画の舞台は19世紀末のイギリス。この世界では死んだ人間を再利用する技術・屍者技術が当たり前のように普及しています。この技術を確立させた人物は、小説『フランケンシュタイン』でお馴染みのヴィクター・フランケンシュタイン。しかし、彼らに意思はなく命令されたままに動くだけの人形です。人々は屍者を軍事や経済に使用し、今ではなくてはならないものになっています。ちなみにヴィクターは、唯一意思を持ち言葉を話す屍者であるザ・ワンを作り出した人物でもあります。

主人公は医大生のワトソン。彼は重罪である不法な屍者製造を見逃してもらう代わりに、イギリス諜報機関であるウォルシンガム機関のMと取引をします。屍者に魂を蘇らせ意思を持たせるすべが記されていると言われる、『ヴィクターの手記』を追うように命令されるのです…。

少し駆け足すぎる?

ネタバレしてしまうので、これ以上の本編の詳細な説明は省きます!

結果から言いますと、「意味わかんなかった!」です。
途中までは「ふむふむ」「ほぅ」といった感じで楽しめていたのですが、ザ・ワンが登場し始めるあたりから真顔で置いてけぼりを食らってしまいました。
いちおう屍者技術自体はしっかりとした科学的理論に基づいているようなのですが、劇中ではそれについての説明がなされていなかったような…?
そのせいもあって、物語後半ではすべての出来事が超能力によって起きているものと錯覚してしまいました。

実は屍者の帝国の原作小説は、執筆途中で亡くなった伊藤計劃氏の草稿を円城塔氏が引き継いで完成させたもので、文庫本でも500ページを超えています。対して映画の上映時間は120分
もちろん見に行く前にも、「長編小説の映像化だとそれなりに情報量も多いはずなのに、たった2時間で大丈夫…?」という疑念はあったものの、うまくポイントをかいつまんでいるのだろうと期待を膨らませ映画館へ足を運んだわけです。
しかし、現実はそう甘くありませんでしたね(笑)
おそらく原作を一度読んでから映画を見ていればそれなりに楽しめたでのでしょう。

まとめ

とはいえ、映像のクオリティは満足できるものでしたしストーリーの大筋も悪くなかったと思います。
なんといってもキャラクター原案は個人的にお気に入りなredjuice氏、主題歌も大好きなEGOISTが歌っていますし、これだけでも見に行く理由にはなったかなと考えています(笑)

Today's Eureka!

SF作家アーサー・C・クラークの言葉に「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」というものがありますが、今回はまさにこの身を持ってそれを体験したと言えますね。
もし見に行こうと思っている方がいらっしゃったら、原作小説を読んでから劇場へ向かうことをオススメします!

ということで、今回のエウレカは『長編小説の映画は原作に一度目を通してから行くべき!』でした。

はじめまして

みなさん、はじめまして!ますたんぐと申します。 これがこのブログ初の投稿となるわけですが、自己紹介も兼ねて簡単に紹介をさせていただきます。

私、ますたんぐは自称ギークなポンコツ音ゲーマーです。 情報収集(主にガジェットやIT系)をするのが好きなのですが、私自身プログラマのような専門的な知識があるわけではありませんので、それらを自分なりに噛み砕いて解釈しています。

趣味は、大学時代にハマった音ゲーからマジック、ジャグリング、格ゲー(しょぼいです)、映画・アニメ鑑賞、マンガ・同人誌収集など、そこそこ多岐にわたります。今後はDJやピアノなんかもやってみたいと思っています。(時間とお金が…笑)

さてこのブログでは、私が日々生活している中で感じた「なるほど!」「わかった!」(=古代ギリシャ語で「エウレカ」)を読者の方々と共有し、画面の向こう側にもこのエウレカをお届けできればと思っています。内容としては上記のような自分で噛み砕いた情報や、備忘録、話題のマンガ・アニメなどをメインにする予定です。

なるべく1日1記事以上の更新を目指して本日より精進する所存です。なにとぞ!