iCloud Drive使ってますか?
日本時間9月10日午前2時、AppleがiPhone6SやらiPad Proやらを発表しましたね。
それとほぼ同じ時期にiOS9の提供も開始されました。
今回に限らずOSのメジャーアップデートは毎回そうなのですが、配信直後はさまざまな機能が追加されたことにとてもワクワクしていました!
ついにiCloud Driveがアプリ化!
その中でも特に気になったのが『iCloud Drive』がアプリケーション化されていたこと。
iCloud Driveはいわゆるクラウドストレージと呼ばれるもので、iOS間はもちろん、Macを持っていればApple製品すべての間でさまざまなファイルを簡単に共有することができます。
DropboxやGoogle DriveのApple純正サービス版だと考えてもらえればわかりやすいでしょうか。
特にプレゼン資料を頻繁に作らなくてはならない大学生や、会議の資料作成に追われるサラリーマンなどには、わざわざUSBにファイルを移す必要が無くなるためとても便利なサービスといえます。
使い心地は上々
この機能自体はiOS8から存在していました。
しかし、このときは対応したファイル管理系のアプリにiCloud Driveを連携させることででしかドライブ内のファイルにアクセスできなかったのです。
サービス開始当初は「ようやくiCloudが有効活用できる!」と思って意気揚々としていたわたしも、アクセスの面倒臭さに負けいつの間にやら今までどおりDropboxを使ったりしていました…
しかし、今回iOS9でようやくファイラーアプリからでなく純正アプリでアクセス可能となったのです!
設定>iCloud>iCloud Driveで簡単に設定できます。
ここでひとつ注意したいのがiCloud Drive機能をオンにすると、クラウド上のファイルがすべてローカルにダウンロードされるということ。
従ってこの機能を利用するには、ローカルに充分な空きスペースがあることが暗黙の前提条件となっています。
DropboxやGoogle Driveはアプリからストリーミングする形でファイルを表示することができるので、そこが既存のクラウドストレージサービスとの大きな違いでしょうか。
有料プランの契約がオススメ!
ちなみにiCloud Driveを含めたさまざまなiCloudサービスは無料で5GBまで利用することができますが、最大限に活用するためにはiCloudストレージ有料プランの契約が望ましいと思われます。
以下主なサービスのプラン比較です。
iCloudストレージ(月額、税込)
- 5 GB:無料
- 50 GB:¥130
- 200 GB:¥400
- 1 TB:¥1,300
Dropbox(月額、税別)
- 2 GB:無料
- 1 TB:¥1,200
Google Drive(月額ドル、税込)
- 15 GB:無料
- 100 GB:$1.99
- 1 TB:$9.99
Today's Eureka!
ちなみにわたしはiPhoneで撮った写真をiCloudフォトライブラリでMac・iPadへ同期しているため、50GBプランでiCloudストレージを契約しています。
もしいまクラウドストレージサービスを使っていて「容量が足りなくなってきた!」なんていう方がいたら、『コンビニで130円のお菓子ひとつ我慢するだけで、iCloud Driveがひとつの魅力的な選択肢になるはず』ですよ。